Q. 現在の仕事内容について教えてください。
企業の人事や研修担当の方が、法人語学営業部の直接的なお客様です。提携企業の語学学習コンテンツと習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を組み合わせることで、WizWeならではの学習プログラムをご提案しています。弊社が実施しているセミナーに参加してくださった方や、インサイドセールスでアポイントが獲得できた方にアプローチして、新たな顧客の開拓。既存のお客様には、ステップアップのためのプログラムなどのご案内をします。世の中には語学学習コンテンツが数多くあるのですが、その内容は千差万別。それぞれの特徴を把握し、お客様が抱えている課題に最適なプログラムをご提案しています。
Q. WizWeに入社するきっかけは何だったのですか?
以前は、業務用食材の卸売りをしている会社で働いていました。学生時代に飲食店でアルバイトをしていて、飲食業界の仕事にはやりがいを感じていたのですが、毎日トラックに乗って、お客様のところへ提案に行ったり、配送したりという業務が、体力的に厳しいと感じるようになったので転職を決意。新たなフィールドとして、語学業界で働ければと思って、転職先を探しました。実は、大学でドイツ語を専攻していて、もともと語学に興味がありました。コミュニケーションの道具としてはもちろん、言葉が通じることで、相手の文化も理解できる。そこから視野を広げていけるというところに、語学の魅力を感じていました。でも、私は英語に自信がなく、ドイツ語ももう忘れかけていたので、「語学力不問」で語学に関われる仕事があればうれしいなと思いながら探していて、出会ったのがWizWeでした。
Q. WizWeに入社しようと思った決め手はありますか?
面接のときに、自分らしくいられたことです。学生時代の就職活動のときから感じていたことなのですが、自分の自然な言葉で話せたときには内定をいただける一方、すごく入りたいと思って準備をしていっても、面接で取り繕ったような受け答えしかできなかったときは、採用していただけませんでした。私はアドリブが強いほうではないのですが、想定外の質問をされたときに、自分の中にすでに答えを持っているものであれば、そのまま素直に返答ができます。そういう質問をされるということは、その方とそもそも思考が近かったり、大事にしていることが近かったりするのではないかと思っていました。自分らしく、そのままで答えられるということは、きっと相性が良いはずだと考え、WizWeに入社を決めました。
Q. 仕事の中で、やりがいや達成感を感じる瞬間はいつですか?
新入社員向けの英語研修をご希望されている方からのご相談で、先方のご要望が細かく、受講人数も多かったため、様々な調整が必要なお仕事がありました。人数が多いのでレベルを分けて、すでにあるプログラムから学習期間もアレンジ。さらに、ビジネス英語や英語のプレゼンテーション研修をプラスするなど、先方のご意向を汲み取りながら研修内容を細かくカスタマイズし、社内の他部署との調整もしました。研修の最後のプレゼンテーションをご覧になった人事のご担当様に、「成果も出たし、活躍が期待できる人材の発掘もできた」と満足いただけたときには、すごく達成感がありました。また、別の企業の受講者様で印象深い方もいらっしゃいます。非常に熱心に取り組んでいただいていたのですが、学習コンテンツに関する部分でご満足いただけないところがあるということで、私が直接お話を伺いました。ただ、すぐに改良できない内容だったので、とにかく何度もお話をして、できる限り寄り添うように心掛けていたら、最終的にはご納得いただけたんです。実はその後、その方は別の企業に転職されたのですが、転職される際にわざわざご連絡をいただきました。「新しい職場で語学研修の需要があれば、ご連絡します」と言っていただいたときには、人の役に立てたことを強く実感しました。
Q. あなたから見て、WizWeはどんな会社ですか?
仕事への取り組み方が誠実で真っすぐだからこそ、オンとオフをきっちり分けている人が多いと感じます。特にテレワークだと、やろうと思えばいつでも仕事ができてしまいますが、上司からは「自分の業務時間外は、チャットを見る必要もない」と言われています。事業がどんどん拡大し、忙しく働く中でも、きちんと自分の時間をつくれるのは良いですね。私はオフの時間に、落語をやっています。最初は見ていただけなのですが、自分でもやりたくなって、落語教室に通うようになりました。面白いと思ったら、チャレンジしたくなる性分なんです。
Q. 今後の目標を教えてください。
仕事をしていると、前職やアルバイト、ドイツ語の勉強など、これまでに自分が経験したことが活きていると感じることが度々あります。そう感じるのは、その時々で自分が本気で取り組んでいたことばかりです。本気だったからこそ、身についていて、役に立つ瞬間が訪れるのだと思います。なので、具体的にこうなりたいというのを決めずに、5年後、10年後に良かったと思えるように、今の仕事としっかり向き合いたいです。