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Interview 相手の立場に立って考える
という基本を大事に

Human&IT Success部部長 正木千香子

Q. 現在の仕事内容について教えてください。

私は現在、Human & IT Success部の商品開発チームでマネジャーをしています。WizWeでは、語学学習コンテンツのベンダーと提携し、そのコンテンツに習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を組み合わせた学習プログラムを提供しています。ニーズに合わせたプログラムを提供するためには、コンテンツのラインアップを幅広くする必要があります。商品開発チームでは、導入するコンテンツの選定から、ベンダーとの調整、導入後の運用フローの設計、営業部へのコンテンツ特性のインプットなどを担当しています。初級者向け、上級者向け、テスト対策、スピーキングに強いなど、コンテンツにはそれぞれ特徴があります。WizWeでまだ提供できていない分野のものを中心に、チームのメンバーで実際にコンテンツを試してみて、導入を検討しています。学習を継続しやすいか、成果が上がりそうかなどは、自分で体験してみないとわからないことも多く、実際にそのコンテンツを活用する受講者様の目線で選定することを大事にしています。

Q. これまでの経験で、お仕事に活きていることはありますか?

以前は、ビジネス研修を提供する会社に勤めていました。ビジネスマナーやコミュニケーション、マネジメントなど様々な研修があり、研修内容ごとに担当者が分けられていたので、自分が担当する研修の企画から、講師との調整、販売促進、研修の立ち合いなど、研修の最初から最後まで全プロセスに携わっていました。私が今担当する業務内容としては、学習コンテンツの企画の部分なのですが、運用をする人、営業をする人、またその先にいるお客様など、関わる人が納得し、気持ち良く取り組めるように物事を調整するときには、基本的なことがですが、相手の立場になることがやっぱり大事だと思います。その点、すべてのプロセスを知っているからこそ、各関係者の気持ちを推し量ることができます。もちろんそれでもわからないこともあるので、そういうときには直接質問をして確認をするようにしています。また、私自身が社会人になってから英語を学び直してきた経験があります。WizWeに入社する以前から、受験勉強の延長くらいの気持ちで、毎日1時間英語を勉強。私自身は語学にもともと興味があり、語学学習自体が苦ではないのですが、WizWeに入社してからは、受講者様が前向きに取り組める方法を見つけようと、自分自身を実験台として、様々な勉強法を試しています。

Q. 仕事の中で、面白さややりがいはどこにありますか?

語学がもともと好きなので、コンテンツを試してはチームでディスカッションしながら、いろいろと試行錯誤しているときは、純粋に楽しいです。やりがいを感じるのは、自分が導入を決めて、設計した商品が、実際に運用フローに乗っているとき。運用チームのメンバーが、運用方法を互いに教え合っているのを見ると、自分が準備を進めてきたものが定着しているのが実感できて、うれしいですね。今後は、お客様への提案にももっと関わっていきたいと思っています。どうすれば受講者様に学習意欲を維持して取り組んでいただけるのか、どう伴走していけばいいのかを考え、教務を担うチームとしての存在意義を高めて、お客様はもちろん、社内からも頼られるようにしていきたいです。

Q. あなたから見て、WizWeはどんな会社ですか?

とにかくスピード感があると思います。以前の会社では、稟議に時間がかかったり、会議で提案したいことがある際は事前にその会議の主催者に話を通しておく必要があったりしましたが、WizWeでは会議中に自由に発言できますし、提案したものをその場で検討して、画面を見ながら即対応するというようなこともあります。急いで対応してほしいときに、このスピード感は助かります。まだ会社としての歴史も浅いスタートアップなので、社内のルールや体制もどんどん変わっていきますが、自分の考えに固執しすぎず、変化を楽しむようにしています。また、ミスを個人の責任にせずに、共有して組織知にするところも、WizWeの魅力だと思います。「ヒューマンエラーは絶対に発生する。それを個人の責任で片付けるのではなく、それが発生した仕組みやプロセスを徹底的に検証して次の過ちを防ぐために活かすことが大事」と、社長の森谷さんが事あるごとに言っていて、誰もミスを隠さないんです。だから、すぐに対応策を検討して、リカバリーができる。変に萎縮せずに、安心して働ける組織だと感じます。

Q. 今後の目標を教えてください。

商品を充実させる以外にも、勉強方法などの知識をもっと身につけて、教務に関する引き出しを増やしていきたいです。お客様向けに作成された記事や外部の講師から得たノウハウなど、私が入社する前から社内に蓄積されている情報も相当あるので、それらを整理しながら、一つひとつ吸収していこうと思っています。そして、これから社員数が増えると思うので、マネジメントスキルを身につけるというのが個人的な目標です。また、今現在はまだ語学研修がWizWeの事業の中心ですが、語学研修会社として認識されないようになれば面白いですね。「コーチング」など今あるものとは違う「習慣化」を提供する会社として、成長していくことを期待しています。「Smart Habit」を活用した学習によって、広い視野を持った人が世の中に増えていくサポートをしていきたいです。

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プロフィール

正木千香子

大手日系機械メーカー入社。2007年社団法人日本能率協会(現一般社団法人日本能率協会)に入職し、企業向けの研修やカンファレンス等の人材育成事業に従事。2020年WizWeに入社。学習コンテンツの導入および学習効果をより高めるためのサービス実装に携わる。

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